Canacoさん直伝!おいしい野菜の上手なとり入れ方

 

Canacoさん直伝!おいしい野菜の上手なとり入れ方

第2回
Canacoさん直伝!おいしい野菜の上手なとり入れ方
 
第1回に引き続き、今回は野菜ソムリエCanacoさん直伝のおいしい野菜のとり入れ方をお伝えします。
Canacoさんが実際に行っている野菜嫌いの子供に対する方法や、忙しくてなかなか野菜が食べられないという時におすすめのレシピなど、普段から活用しやすいアイデアをたくさんいただくことができました。

 
子供の野菜嫌いには「一緒に料理を作る」と効果あり!
子供の野菜嫌いには「一緒に料理を作る」と効果あり! 野菜ソムリエとして活躍しているCanacoさんは、お料理教室も行なっているそうです。
お話を聞いて驚いたことが、野菜嫌いのお子さんがCanacoさんの料理教室に来ると、最後は嫌いな野菜をおいしく食べてしまうということ!

野菜嫌いのお子さんに “野菜を食べてみたい” そう思わせる克服法について伺いました。
 
あすけん
栄養士
Canacoさんは料理教室していると伺いましたが、野菜嫌いの子供に野菜を食べてもらうにはどうすればいいと思いますか?
 
Canaco
(野菜ソムリエ)
私の料理教室では普段野菜を食べないのに料理教室では食べるという子がたくさんいて、お母さん方も驚いているんです。野菜嫌いの子供は、一緒に料理を作ったり野菜のかたどりをすることで食べたくなる子が多いようですね。
おそらく「食べなさい」と言われすぎてトラウマになっている子も多いようなので、休日に農家へ野菜を取りに行ったり、掘って食べたりする経験を通じて野菜嫌いが改善されることが多くある思います。
 
あすけん
栄養士
一緒に料理をすることは好き嫌いもなくなるし、食材や料理に興味を持つという意味で食育にも繋がり、とっても良いことですね。
それでは次に、野菜を食べたいけれども忙しくてなかなか野菜が食べられないという場合はどうすればいいでしょうか?
 
Canaco
そうですね。実は私自身も忙しいときはスーパーでお惣菜を買って来たものを食べたりもします。だけどそれだけではなくてプラスで野菜も取り入れています。
たとえばカップラーメンを買った場合でもそこにも山盛りの野菜をトッピングしてみたり、ピーマンを千切りにしてごま油と塩昆布で合えるような簡単料理を付け足しで作っています。プチトマトも手軽に食べられるのでおすすめです。

忙しいと手の込んだ料理はなかなか作れないけれど、3ステップで作れるような簡単レシピならサッとつくることができますよね。私のレシピは3ステップでできる簡単なものや材料を余らせないためにも人参1本を残さず使い切るレシピなどを提案しています。
 
あすけん
栄養士
とっても簡単でシンプルな野菜料理なら、すぐに作れるし手軽でいいですね。しかも買った材料を余らせないということもとっても魅力的です。あすけんユーザーさんもCanacoさんおすすめの簡単料理を知りたいという方がたくさんいらっしゃると思います。
 
 
 


野菜ソムリエ Canaco プロフィール
1982年東京都生まれ。大学在学中にベジタブル&フルーツマイスター(通称:野菜ソムリエ)の資格を取得。
卒業後は外食産業に就職し大勢のお客様と接する中、「野菜の魅力をより多くの人に伝えたい」と野菜ソムリエの活動を本格化。
コンビニやメーカーでの野菜を使った食料加工品・菓子等の商品開発、レストランやサラダバーのプロデュースを手掛ける。 著書に「大切な人に教えたい野菜の魔法」(ゴマブックス)、「お野菜が好き」(グラフ社)等がある。
Canacoさん公式ブログはこちら