栄養×運動 運動のタイプ別に実践!効率よく栄養補給☆

 

栄養×運動 知っておきたいカラダ作りの五箇条☆

第2回
栄養×運動 運動のタイプ別に実践!効率よく栄養補給☆
 
理想のカラダ作りには「運動」「食事」「休息」の3つが大切。運動の種類により、どのタイミングで栄養を補給すればいいのか、いつ休めばいいのかも違ってきます。これらについて、よく知って、自分に合った方法で効率よくダイエットしましょう。

 
第五条 カラダを休めることを心がけるべし
【 筋肉をつけるには休息も大事 】
有酸素運動は、毎日継続することが大切。週に1度、ウォーキングを1時間するよりは、20分間でも毎日継続するほうが、脂肪燃焼効果が期待できます。

ですが、筋肉トレーニングのような無酸素運動や、ジョギングでも息が切れるほど運動強度の高い動きは、毎日続けるより休息を入れると、効率よく筋肉量がアップします。最初は“1日トレーニングしたら1日休む”、慣れてきたら“3日に一度休む”というように、カラダと相談してみましょう。

<超回復とは>
筋肉に激しく負荷がかかる運動は、乳酸の発生により疲労が溜まります。ですが、この疲労を回復する工程が重要で、回復後の筋肉は今まで以上に発達し、強くなります。これを超回復といい、その時点でトレーニングを行うと、より筋肉の成長が期待できます。筋肉トレーニングは、初心者なら週2~3回で充分。慣れてきたら、週3~4回に増やしましょう。やりすぎると成長するはずの筋肉が小さくなってしまうこともあるので、オーバートレーニングは厳禁です。


【 普段からの食事バランスに気をつける 】
ダイエットは「筋トレ」「有酸素運動」「食事」の3つを組み合わせることで、より効果が期待できます。食事面では、摂取エネルギーと消費エネルギーの収支を合わせること、効率よくエネルギー源の糖質や脂質を燃やすための栄養素をとることが大切なポイントです。

■脂質、糖質の取り方に注意
糖質やたんぱく質は1gを4kcalで燃焼しますが、脂質は1gをエネルギーにかえるのに9kcal必要です。つまり同じ量を食べても脂肪の場合は、倍以上カラダを動かさないと消費されないということです。揚げ物、脂肪分の多い動物性食品、スナック菓子など高カロリーなものは控えましょう。また、甘いものや麺、パンなどの炭水化物もとりすぎると、糖が脂肪に変わり、体脂肪として蓄積されるので食べすぎにはご用心。

■副菜でバランスを整える
エネルギー源となる糖質、たんぱく質、脂質を効率よくエネルギーに変えるのは、ビタミンやミネラルの仕事。これは野菜類、海藻類、きのこ類、乾物などに多く含まれています。「メインの肉や魚は食べるけど、付け合せの野菜は残してしまう。」という方はいませんか?野菜や乾物のおかず、サラダなどの副菜は、脇役的存在ですが、ダイエットでは主役の栄養源。積極的に食べるようにしましょう。
運動、食事、休息の三本柱

ダイエットや健康づくりには「運動だけ」「食事だけ」ではあまり効果がありません。運動、食事、休息の三本柱で成り立っているということを忘れないでくださいね♪