内側からキレイを始めよう!美肌食材で、もっちりたまご肌♪

 

内側からキレイを始めよう!美肌食材で、もっちりたまご肌♪

第1回
内側からキレイを始めよう!美肌食材で、もっちりたまご肌♪
 
保湿効果の高い美容液や、目元専用クリームを使うなど、冬がくる前からすでに「乾燥肌対策」を始めた方も多いのでは?しかし、カサカサ肌とさよならするには、外側だけでなくカラダの内側からキレイにしていくことが大切。もっちりたまご肌で冬を越せるように、今から見直していきましょう。

目次
[1] 乾燥肌ってどんな状態?乾燥する理由とは!?
 
乾燥肌ってどんな状態?乾燥する理由とは!?
【 乾燥肌ってどんな状態? 】
肌の表面にある角質層の水分が30%以下になった状態を「乾燥肌」と言います。

人間の肌はもともと、水分を保持したり、外の刺激から守るために、セラミドや遊離脂肪酸などの保湿成分が存在します。しかし、保湿成分が正常に働かなくなり、水分が異常に低下すると肌は乾燥していき、カサカサしたり、粉を吹いたり、固くなったりしていきます。こうなると肌のバリア機能も失われ、肌荒れや炎症へと悪化していきます。
肌荒れや炎症
保湿成分は加齢とともに減少しますが、その進行を遅らせるためには、体内をさびさせないような生活スタイルが大切。食事や運動、睡眠など、普段の生活にどれだけ気を配るかが、カサカサ肌かもっちり肌かの分かれ目になるのです。


【 冬はどうして肌が乾燥するの? 】
保湿成分の低下以外にも、乾燥は起こります。特に冬に肌が乾燥するのはさまざまな理由があるのです。

1.湿度の低下
大気の温度を季節ごとに比較すると以下のようになります。
・春(3~5月) 65.4%
・夏(6~8月) 78.6%
・秋(9~11月) 70.3%
・冬(12~2月) 58.7%   (気象庁HP参考)

湿気の多い夏と空気が乾く冬とは、およそ20%も湿度の差があるのです。冬はさらに暖房で室内の湿度が低くなると考えられます。湿度30%以下になると角質層から水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌の原因となります。
肌荒れや炎症



2.血行不良
寒さで縮こまり、筋肉が固くなったり、冷えて手足が冷たくなるなど、冬は血行不良に陥りがちです。肌の表皮の底に「基底部」という、表皮細胞を作り出す工場のような組織がありますが、血行不良により、基底部に栄養分や酸素が行き渡らなくなると、新しい肌細胞を作るのに支障をきたしてしまいます。
肌荒れや炎症



3.活動量の低下
寒いと外に出るのが億劫になったり、家でもコタツに入りっぱなしなど、冬は自然と活動量が低下しますよね。しかし運動は基礎代謝を上げるためにはとても大切。代謝が良くなると、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)の促進が期待できます。
肌荒れや炎症


次のページでは、お肌によい栄養素とその栄養素を効率的に摂取する方法をご紹介します。