走っている時に足にかかる衝撃は体重の約2～3倍。週3回本格的なジョギングを始めるなら専用シューズを購入しましょう。第1回で負担が少なくなるジョギングフォームを紹介しましたが、ケガを避けるためにはジョギング後のストレッチや衝撃を吸収するためにシューズ選びも大切です。


■ジョギングシューズは3種類
1）トレーニング用
比較的クッション性の高・安定性の高いシューズです。クッション性が高い分、少し重くなっていますが安全重視の設計になっているので、初心者はこちらを選びましょう。

2）トレーニング＆レース用
トレーニング用と比べると若干ソールが薄く軽量化されている、中級者向けのシューズです。お店ではレース・トレーニング兼用と表示されていることが多いようです。

3）レース用
上級者向けです。スピードを重視するために、ソールを薄くし軽量化されています。筋肉や関節にかなり負担がかかるので、初心者の方は選ばないようにしてください。


■自分に合ったシューズの選び方
初心者に合ったシューズはトレーニング用のランニングシューズです。次にサイズ選びが重要になります。お店に行って気に入ったシューズがあったら、次の3つのポイントを確かめながら試し履きしてください。

まずかかとを合わせましょう。靴の中でかかとが動くと力をロスする原因になるので、かかとをすっぽりと包み込み、しっかりホールドしてくれるものを選んでください。かかとを上げた時に少しずれる様であれば合っていません。

次につま先。指先に余裕が出来るくらいの大きさにしましょう。普段履いている靴よりも0.5センチ～1センチほど大きくなると思います。

最後に足の指の付け根部分が楽に曲がるものを選んでください。


シューズを選び、目標心拍数を決め、週3回、良いフォームで走る。走り終わったらストレッチ。これが、ケガをせず長くジョギングを続けて痩せるポイントです。