年末・新年会シーズンを乗り切ろう!

 

年末・新年会シーズンを乗り切ろう!

第1回
我慢しすぎず食べ過ぎない、飲み会を乗り切るワザ
 
年末から年明けは、飲みすぎや食べすぎによる“飲み会太り”や“正月太り”が気になります。欲求のままに食べ過ぎることは太る原因になりますが、飲み会などの楽しい席に我慢しすぎることはストレスになります。
今回はこんな時期におすすめの対処法をお教えします。

目次
[1] 食べたいものを食べたら上手にコントロール
 
食べたいものを食べたら上手にコントロール
油のバランスで上手にカラダをコントロール 年末から年明けは、飲み会や食事が増えて体重が気になりますね。しかし食べたい欲求を抑えすぎると、かえってストレスを溜めることにもなります。せっかく楽しい席だからこそ、飲み会での食べ方や食事をコントロールして上手に飲み会シーズンを乗り切りましょう。

【飲み会での心得】
1、すきっ腹で参加しない
お腹が空いている時は、勢いよく食べてしまいがち。お酒が入ることも考え、アルコールの吸収速度をゆっくりにするチーズやヨーグルトなどを食べて、小腹を満たしておきましょう。

2、低カロリーなおつまみを間に入れること
鶏の唐揚げ、ポテトフライ、ピザなどは油分や塩分が高く、高カロリーになりがち。おつまみには枝豆、冷奴、野菜スティック、刺身などの低カロリーのものを間に入れるようにしましょう。

3、追加オーダーは野菜料理に
アルコールは満腹感を麻痺させるため、暴飲暴食の原因になります。それを頭に入れて、料理を追加するときは、生野菜、野菜の串焼き、酢の物、湯豆腐などの食べ過ぎても差し障りのない野菜料理を選びましょう。
サラダはマヨネーズやドレッシングを使ったものは高カロリーなので要注意。ノンオイルのものを選びましょう。

4、3杯目はウーロン茶で
アルコールを2杯飲んだら、3杯目はウーロン茶を飲みましょう。お酒のカロリーを抑えるだけでなく、水分補給することで翌日の二日酔いも予防できます。

5、“シメ”の誘惑に負けない
甘いデザートや飲んだ後のラーメンはとっても魅力的ですが、体脂肪として吸収されやすいので要注意!どうしても物足りないときは、味噌汁やスープ、お茶漬けなどをいただきましょう。

【食べ過ぎちゃったときの対処法】
1、翌日の食事でコントロール
食べ過ぎてしまったら、翌日の食事でコントロールしましょう。
朝食はアルコールの分解を助けるリンゴやグレープフルーツなど果物を食べたり、夕食には野菜中心のメニューを選びましょう。豆腐や野菜をたっぷり入れた鍋料理や温野菜を中心に、ご飯や肉類は少なめにしましょう。

2、いつもよりカラダを動かす
飲み会シーズンは意識してカラダを動かすよう心がけましょう。一駅手前で降りて歩いたり階段を使うなど、できることから日常生活に取り入れてみてくださいね。継続すれば体重の増加を予防できますよ。

次は太りにくくするためにも、食事で一緒に摂りたい成分についてお話しします。
 


コラム担当紹介
管理栄養士 衛藤敬子
管理栄養士暦7年
(株)グリーンハウスにて社員食堂のメニュー提案を経て、現在はあすけんの運営に携わる。
健康的なダイエットをモットーに、ダイエット中の悩みを解決できるような情報提供や商品企画を行なっている。