「寒くて家から出たくない」「運動不足」「家にいるとつい食べ過ぎてしまう・・・」というような悪循環から、冬はついつい体重が増えてしまいがち。しかし冬の代表メニュー“鍋料理”が実はダイエットに効果的ということをご存知ですか？
今回は美味しく食べてヤセ体質になる鍋料理をご紹介します。

【鍋料理のメリット】
・低カロリーで、季節の野菜をたっぷり食べることができる
・カラダの中からポカポカ温まり、代謝を促進
・鍋の具材はダイエット効果のある栄養素が多い
・栄養のバランスが取りやすい

この鍋料理の中でも、ダイエットに向き不向きのものがあります。それぞれ参考にしてみてくださいね。

【　具材　】
　　　○　魚介類、豆腐、白滝、旬の野菜、きのこ類
　　　×　脂肪の多い肉、麺類、おもちなどの炭水化物
【　味付け　】
　　　○　醤油や塩味ベースのあっさりした味付け、キムチ味、ポン酢など
　　　×　砂糖が多い甘辛い味付け、カレー味、ゴマダレなど
【　鍋料理　】
　　　○　寄せ鍋、しゃぶしゃぶ、チゲ鍋、湯豆腐、たらちり、ちゃんこ
　　　×　すき焼き、ラーメン鍋やうどんすきなど麺中心のもの

次に、鍋料理に入れたいおすすめのダイエット食材です。
◆たんぱく質・・・魚、貝類、豆腐など
　　筋肉のもととなるたんぱく質をとり、基礎代謝を高めましょう。
◆ビタミンB群・・・豚肉、マグロ、サケ、豆腐など
　　炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝にかかせません。
◆マグネシウム・・・昆布、わかめなど海藻類、ほうれん草、アサリ、カキ、海老など
　　脂肪の燃焼を助けます。
◆クエン酸・・・ポン酢、酢、柑橘類
　　糖質や脂肪を効率よくエネルギーに変えてくれます。
◆食物繊維・・・根菜類や野菜全般、こんにゃく、きのこ、海藻類など
　　腸のお掃除役。無駄なものを排出したり、脂肪の吸収を抑えます。

これら以外にも、鍋料理で欠かせない薬味もダイエットの味方になります。
ネギ、しょうが、ニンニク、もみじおろし、七味唐辛子、ラー油などは風味を添えるだけでなく、血行を良くしてカラダを温めてくれます。発汗作用もあり代謝もUPするので、一緒に食べるようにしましょう。
最後に、シメのごはんは雑炊にすることで少量で満腹感がアップします。雑炊以外なら、食物繊維やミネラルが豊富な雑穀ごはんにすると、噛み応えがありダイエットにぴったりですよ。

鍋料理はアレンジ次第でメニューが広がります。今年の冬は美味しくダイエットできそうですね。