夏の疲れを吹き飛ばせ!運動の秋でシェイプアップ

 

夏の疲れを吹き飛ばせ!運動の秋でシェイプアップ

第1回
夏の疲れを吹き飛ばせ!運動の秋でシェイプアップ
 
気候が穏やかで、過ごしやすい秋は、スポーツを楽しむのに最適な時期です。でもただ単に涼しいからだけでなく、ダイエットの面でも、運動の効果を最大限に発揮できる代謝が高まる時期なのです。夏の疲れを引きずったままだともったいない!この秋は運動をして健康なカラダを作りましょう。

目次
[2] なぜ秋は『運動の秋』とよばれるの?
 
なぜ秋は『運動の秋』とよばれるの?
「運動の秋」とともに「食欲の秋」とも言われ、食べ物がどんどん美味しくなるこの時期は、食欲もアップしますね。それなのにダイエットなんて無理!と思われるかもしれませんが、実は運動によって代謝を高めるのに、1番最適なのは9月から11月なのです。

【 秋は代謝が高まる時期 】
カラダには体温を一定に保つ機能があり、外気温に対して、エネルギーを発散し体温を調整します。

読書の秋 もみじと本 <季節ごとのエネルギーの働き>
夏は暑いため、発散されるエネルギーは少なく、冬は寒さで体温が下がらないよう、エネルギーを多く放出し熱を保ちます。このようなエネルギーの働きを基礎代謝といい、基礎代謝が高いほどエネルギーをたくさん必要とするので、太りにくく痩せやすいカラダになるのです。夏が過ぎ、秋はどんどん代謝が高まってくる時期。運動するとさらに基礎代謝があがり、ダイエットの効果が出やすいのです。


【 冬が来る前に運動を 】
冬は代謝がアップするため、それに備えてカラダはエネルギーを蓄えようとします。食欲が旺盛になり、体脂肪が多くなっていくのです。季節ごとに人間の代謝レベルは変化していきますが、ある日を境目に急に変わるわけではありません。カラダは徐々に気温に適応していきますが、筋肉量の多い人は季節の変わり目の変化を敏感に感じることができます。

普段運動し、カラダを動かしている人は適応能力があるので、寒くなれば体温を保つためにエネルギーを多く発散します。これにより蓄えた分を消費することができるので、太ることはありません。しかし適応能力が低い人、つまり筋肉量が少なく、代謝が活発でない人は、エネルギーの発散で体温を保つのが追いつかず、体脂肪をためて体温を保とうとするのです。

【 代謝を高めるのは有酸素運動 】
秋に運動をし、代謝を高めておくことが、冬太りになるかならないかの分かれ目に・・・。基礎代謝をアップさせるのに効果的なのはジョギング、ウォーキング、サイクリングなどの有酸素運動。秋の訪れを楽しみながら、カラダを動かしてみましょう。運動する時間が取れない方でも、キビキビと動く、なるべく歩くようにするなど日常生活で運動量を増やすよう心がければ、効果が期待できます。
適応能力が低い人 適応能力が高い人
食べ物がおいしくなる秋。旬の味覚を楽しみながら、しっかりカラダも動かし、冬太りを撃退しましょう。
第2回では運動の効果について詳しくご紹介します。