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栄養士Q&A

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栄養士コラム

ストレスを緩和する栄養素はありますか?

ストレスは万病の元とも言われ、緊張状態が長く続くと精神的な面だけでなく、下痢や腹痛などカラダのあちこちにトラブルが起きます。

そんな状態を回避するために、私たちのカラダはストレスをためるだけではなく、「抗ストレスホルモン」を分泌して、ストレスを調整しているのです。

この抗ストレスホルモンを分泌させるには抗ストレス作用のある栄養素の摂取が必要となります。


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■抗ストレス作用のある栄養素
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●ビタミンB群
神経機能を正常に保ち、ストレスからくるイライラや疲労感を軽くする働きがあります。
〈多く含む食材〉
豚肉・うなぎ・鮪・さんま・あさり・牡蠣・レバー

●ビタミンC
抗ストレスホルモンを作る原料で、ストレスへの耐性を高めます。
〈多く含む食材〉
キウイ・ピーマン・ブロッコリー・ゴーヤ

●カルシウム
筋肉や神経の働き、抗体やホルモンの分泌に関係し、神経の興奮を鎮静します。
〈多く含む食材〉
牛乳・小魚・豆腐・小松菜・切干大根


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■ストレス解消メニュー
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●豚肉のしょうが焼き
豚肉はビタミンB1を多く含んでいます。玉ねぎと一緒に調理することで、ビタミンB1の吸収を促進します。

●ゴーヤチャンプル
ビタミンCが豊富なゴーヤとビタミンB1たっぷりな豚肉の組み合わせで、さらに抗ストレス力をアップさせます。

●切干大根の酢の物
切干大根はカルシウムが多く含まれいて、お酢と一緒に食べることで、吸収率がアップします。


ストレスに打ち勝つには普段からの食事はもちろん、散歩にでかけたり、温かい飲み物を飲んだりと落ち着くことも大切です。

イライラやストレスはカラダの疲労も原因のひとつ。

充分な睡眠でカラダを休め規則正しい生活を送るよう心がけましょう。

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