栄養士コラム
体脂肪をためない食事のとりかたを教えてください。
ダイエット中は、落ちにくい体脂肪をどうにかしたいもの。
今の食生活を少し変えて、脂肪がたまりにくい体質を作りましょう!
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■脂肪をためない食生活
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【その1】栄養バランスのよい食事を
栄養素はお互いに協力しあって作用します。
偏った食事ばかりしていると、摂取したカロリーを効率よく燃やす栄養素が不足し、エネルギーに変換されなかった余分なカロリーが、体脂肪として蓄えられてしまいます。
バランスよく食べるには、「主食」「主菜」「副菜」「汁物」の4品がそろった昔ながらの和食スタイルがおすすめ。
自然と不足しがちなビタミン類をとることができますよ♪
【その2】食事のとり方に気をつける
◇1日3食バランス良く食べる◇
朝食を抜いたりと不規則な食事は、カロリーをためこみやすい体質に。
規則正しく食べることで消化吸収のリズムが整い、効率よくエネルギーに変換されます。
◇寝る3時間前に食事を済ます◇
夜は脂肪をためる働きのあるホルモンの分泌が盛んになるので、寝る3時間前に夕飯を済ませるのがベスト。
遅くなってしまったら、野菜中心のおかずにして、ごはんは少なめにしましょう。
【その3】体脂肪燃焼に役立つ栄養成分を活用
◇ビタミンB2、ビタミンB6◇
脂質やたんぱく質の代謝を促す。
〈食材〉
ビタミンB2:牛乳などの乳製品、納豆やレバーなど
ビタミンB6:かつおやレバーなどの動物性食品
◇L-カルニチン◇
必須アミノ酸の一種で、脂肪を燃焼する
〈食材〉牛肉やまぐろの赤身など
◇カプサイシン◇
唐辛子に含まれる辛味成分。血行促進や発汗作用の他、アドレナリンの分泌を高めて脂肪燃焼を促す。
これらをいきなり全て実践しようと思っても難しいもの。できることから始めるのが食生活を変える大きな第一歩ですよ♪