私たちの体重・体脂肪率は1日の中でも大きく変動します。できるだけ正しい体重・体脂肪率を測れる時間帯や条件で測定するようにしましょう。

【　体重　】
食事の後や運動した後は、同じ1日でも体重に差が見られますよね？体重は、その日の活動内容によって左右されやすいのです。体重が気になるあまり、何度も体重計に乗る方がいますが、それでは体重の推移を正しく把握することができません。

【　体脂肪　】
体重と同じですが、体重以上に1日の変化が大きいといわれています。
体脂肪率の算出には体内に微量の電流を流して測定する「インピーダンス法」と呼ばれる測定法が用いられています。これは水分や筋肉は電気を通しやすく、脂肪はほとんど電気を通さないという特性を利用したものです。 このことから体脂肪の測定結果は体内の水分量と大きく関わりがあります。

＜体内の水分変化＞
　・食事と水分の摂取・・・食事の後、2時間内・大量の水分を摂取した直後など
　・血行状態の変化・・・入浴・運動の直後・発熱など
　・体位の変化・・・起床からすぐ、長時間座っている状態など

【　おすすめの測定時間　】
　・朝起きて排尿（排便）後・・・その日のスタートの体重が分かることから、今日もがんばろうという気持ちに。
この時間に測定できないという場合は、変化の少ない時間帯に測定するのがおすすめです。
→昼食前、夕食前、入浴前、就寝前

朝なら朝・夜なら夜と決めて測定したほうが推移を正確に把握できます。1日2回計る場合でも、時間を決めて計ると効果的ですよ！