ミネラルウォーターには種類がいろいろありますが、栄養価に違いはありますか?

 
 
 
ミネラルウォーターには種類がいろいろありますが、栄養価に違いはありますか? 
最近はいろいろな種類のミネラルウォーターが販売されていますが、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
ミネラルウォーターは、ミネラルの種類や含有量・水の硬度などさまざまですが、主に4種類に分類されます。

【ナチュラルウォーター】…特定の水源から採水された地下水に、沈殿物のろ過・加熱殺菌処理のみを行った水。
【ナチュラルミネラルウォーター】…ナチュラルウォーターの中で、手を加えず自然の状態でミネラルが含まれるもの。
【ミネラルウォーター】…原水はナチュラルウォーターで、複数の水源の水をブレンドしてミネラルを微調整したもの。
【ボトルドウォーター】…上記の3種類以外の水を示します。浄水場で処理された水道水など。

ミネラルウォーターには、カルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウムなどが含まれています。そのうち、カルシウムとマグネシウムが1リットル中にどれだけ含有しているかを表すものを「硬度」と表していて、一定水準より少ないものを「軟水」、多いものを「硬水」としています。一般的に日本の水は軟水で、欧米は硬水です。そのため、軟水を飲みなれている日本人が硬水を飲むと、飲みにくいと感じることが多いようです。
ミネラルウォーターを選ぶときには、ミネラルウォーターの種類と硬度で選択するのもひとつの目安になるかと思います。

しかし市販品のほとんどが栄養補給という面よりも、各地の名水や大自然のイメージを押し出しているものが多いため、ミネラルウォーターに含まれる程度の量では、ミネラル摂取の効果はほとんど期待できません。
ミネラルが多いとは言っても、基本的には水ですので、水と合わせて食事からミネラルを摂取するように心がけましょう。



[ 食生活 ] (2009.05.18 )
 
 
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