痩せすぎるとカラダにどんな影響を与えるのですか?

 
 
 
痩せすぎるとカラダにどんな影響を与えるのですか? 
「痩せすぎの何が悪いの?」と、思っている方も多いのではないでしょうか。実は、痩せすぎは私たちのカラダに悪影響をもたらすことがあります。

【 痩せすぎによるカラダへの影響 】
・カラダの抵抗力が低くなり、感染症や病気にかかりやすくなる。
・少し動いただけでだるい・疲れやすいなど、体力レベルが低下しやすい。
・腸(特に小腸)・肝臓の処理能力と、肝臓・ホルモン系の脂質代謝・水分代謝が不安定になる。
・無月経・低血圧・不整脈・肌荒れなど多くの健康障害をまねく恐れがある。
・出産前の女性や妊婦の低栄養は、その子どもの将来の生活習慣病のリスクを高める可能性がある。

【 改善食事方法 】
・ご飯を含め1日3食とる
・主食・主菜・副菜をそろえる
・牛乳・乳製品・果物を毎日とる
・味付けに変化をつけ、「薬味・香辛料・酸味」などを利用する

【 体格の基準“BMI” 】
BMI(体格指数)とは1980年代以降、肥満度の指標として国際的に用いられ、「身長に対して、どのくらいの体重ならば標準なのか?」を知る目安で、体重(kg)÷身長(m)の2乗で計算します。
〈判断基準内容〉
■標準:22
最も病気になりにくく、死亡率も低くなっていることからこの値が健康を考える基準になっています。
■その他の判定
正常範囲:18.5~25未満
痩せすぎ:18.5未満
肥満:25以上
太っていても痩せていても死亡率は高くなることがわかっています。

ダイエットをするにあたり、「食事制限」をする人は多いですよね。 過剰分を適正量まで制限するのはいいですが、制限をしすぎて、最低限必要な食事量を食べないようでは、健康への悪影響が心配されます。

極端なダイエットに注意して、基礎代謝や身体活動に合ったエネルギー量と栄養バランスを考えた食事を摂るように心がけましょう。

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[ 食生活 健康 ] (2013.08.05 )
 
 
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