ストレスが強いと食欲がなくなるのはどうしてですか?

 
 
 
ストレスが強いと食欲がなくなるのはどうしてですか? 
大学入試・就職活動・人間関係や仕事に対する責任など、ストレスをかかえる局面はたくさんありますよね。このようなストレスが長く続くと胃に不快感を感じたり、食べ物が喉を通らなかったりと食欲がなくなる場合があります。


【 ストレスで食欲がなくなる理由 】
食欲は自律神経である「交感神経」と「副交感神経」が強く関わっています。 通常、この2つの神経は昼の活動時には「交感神経」が優位になり、夜の休息時には「副交感神経」が優位になるといったように、バランスをとって作用しています。

ですが、ストレスや緊張が続くとそのバランスが崩れ、交感神経が優位の状態が多くなります。 副交感神経が優位のときには食べ物の消化吸収を促す働きが作用するのですが、交感神経が優位になると、胃腸の働きを抑え、食欲がわかなくなってしまうのです。


【 ストレスの緩和・解消法 】
■肉体的ストレス 
早寝早起きの習慣をつけて、生活のリズムを整えるなど規則正しい生活を心掛けましょう。40℃以下のぬるめのお湯にゆったりとつかり、寝る前に軽いストレッチを行うなど、しっかりと休養をとり疲労を残さないよう心掛けましょう。 もちろんバランスのとれた食事もお忘れなく☆

■精神的ストレス
ある程度の事は時間が解決してくれるでしょうが、ストレスの元になっている原因をつきとめ、信頼できる人に相談するなどして早めに解決するようにしましょう。また、スポーツ・入浴・読書・音楽鑑賞など好きな事で気分転換をはかり、リラックスできる時間を作りましょう。


精神的疲労により体内に活性酸素が増加したり、免疫力が低下したりします。バランスの良い食事とともに、精神的ビタミンともいわれるビタミンB1、ビタミンC、ポリフェノールなどの抗酸化成分を多く含む野菜、果物、きのこ、良質のたんぱく質をしっかりとるようにしましょう。

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[ 健康 ] (2012.02.13 )
 
 
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