筋肉痛になったとき、とったらいい栄養素はありますか?

 
 
 
筋肉痛になったとき、とったらいい栄養素はありますか? 人気
運動をした後、筋肉痛に悩まされたことはありませんか?誰しもが経験したことがある筋肉痛。なぜ、筋肉痛は起きるのでしょうか。それは「乳酸」が原因となっています。運動をすると筋肉に乳酸が蓄積され、その乳酸が溜まることにより筋肉を傷めて痛みになって現れるのが筋肉痛の原因とされています。

【 栄養素と食材 】
筋肉痛になっているときは、「乳酸」が溜まっている状態です。この乳酸徐去に効果的なのは、「亜鉛」というミネラルです。そして、筋繊維修復に役立つのは、「たんぱく質」とそれを促進する「ビタミンB群」です。
●亜鉛
カキ、豚レバー、鶏レバー、牛レバー、大豆など
●たんぱく質
牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類、卵、大豆製品、胡麻など
●ビタミンB1
豚肉、ウナギ、ピーナッツなど
●ビタミンB6
豚レバー、牛レバー、魚の赤身、鶏レバーなど

【 筋肉痛の予防 】
筋肉痛の予防には、以下のような食事を心がけるとよいでしょう。日頃から、生活習慣病予防の観点からも適度な運動をしつつ、バランスのよい食生活を送ることが大切です。
●ビタミンB群
不足すると食事から摂取した糖類が分解できず、乳酸などの疲労物質がたまり、疲れやすいカラダになってしま います。ビタミンB群は糖質をしっかり分解しエネルギーに変えてくれます。
〈食材〉マグロ、鮭、豚肉、レバー、納豆など
●ビタミンC
疲労回復や免疫強化につながります。ミネラルや鉄分を効率よく吸収しますが、水溶性の成分のためカラダにためておけません。毎食補給することが大切です。
〈食材〉赤ピーマン、ブロッコリー、アセロラ、レモン、柿、キウイフルーツなど
●ビタミンE
カラダの老化を防いでくれる強力な抗酸化作用があります。また、ホルモンの生成や分泌にかかわったり、血行をよくしたりする働きがあります。
〈食材〉アーモンドやナッツ類、大豆、かぼちゃなど

筋肉痛になったら、休養と栄養をしっかりとる事が大事です。寝ているときに分泌される成長ホルモンが筋繊維の回復に大きく貢献してくれます。また、お風呂にゆっくりつかるのも効果的ですよ。



[ 栄養素 食材・料理 ] (2011.08.08 )
 
 
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